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2005年5月13日 (金)

八月のクリスマス

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写真館を営むジョンウォン(ハン・ソッキュ)は駐車違反取締員のタリム(シム・ウナ)と親しくなるが2人が愛を育むにはジョンウォンに残された時間が短すぎた...『八月のクリスマス』はそんな淡い恋の物語り。

スクーターに乗るジョンウォンは街でよくタリムと出くわすが、その時の笑顔、やりとりがほのぼのとしていて、何ってこともない風景なのに観ているあたしが幸せを感じちゃいました。

抑制した表現、演技が死を覚悟したジョンウォンの心境を表現しているが、飲めない酒を無理に飲み、泥酔したあげくそっと友人に「俺は死ぬんだ」と冗談めかしていうジョンウォン、その後交番での叫びがそんな彼もホントは死を怖れていると感じさせた。ビデオが扱えない父親に操作手順を書き綴ったり、写真館の現像機の使い方を綴ったり自分の死に向けて準備を続けるジョンウォン...(T_T)

容態が悪くなり入院するジョンウォンだけれどそんな事実を知らないタリムは閉ざされた写真館を何度も訪れ、手紙を書く。退院したジョンウォンは手紙の返事を書きタリムに会いに行くがそっと遠くから見守るだけで手紙を渡すことができず、タリムの前から姿を消してしまう。

最後を綴る「僕の記憶にある写真のように 愛はいつかは 思い出に変わると思っていました でも君だけは 思い出ではありません 愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君に "ありがとう"の言葉を残します」と朗読するジョンウォン、印象的だった。でも、タリムは写真館に飾られた自分の写真を観たその時もジョンウォンの死を知らなかったのかな?だとしたらジョンウォンずるいよね。自分だけ愛を胸に秘めて死んでしまうなんて...タリムが真実を知ったら...どう感じるだろう!?

主人公ジョンウォン演じるハン・ソッキュは明日公開の『スカーレット・レター』に主演。あのイ・ウンジュの遺作です。彼女のことはいくつかの映画を観て好きになった矢先の突然の死だったので、気になる作品です。

参照:ピックさんのブログ

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コメント

今頃何を言ってるの?と言われそうですが(笑)、
ソッキュ氏、いいですねぇ~
なんだかドーンと胸に落ちてきました。
全然イケメンじゃないんだけど、とても印象深い存在を感じさせる役者さんです。
しばらく、彼が出てる作品を追っかけてみようなかな?

投稿: ピック | 2005年10月12日 (水) 18時37分

ピックさんは、ドラマの視聴が多いから、映画までは手を伸ばすの難しいですよね。
スカーレットレター」も良かったですよ。「シュリ」は初めてみた韓国映画で、誰が誰だか顔を全然見分けられなかったけれど、ハン・ソッキュは強烈に印象に残っています。「接続」は全然記憶に残っていないのであまりよくなかったかな!?
今は「二重スパイ」みたいんですよね。

投稿: ゆき | 2005年10月13日 (木) 00時28分

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» 『八月のクリスマス』観ました。 [ウブドの森]
淡々と流れるストーリーに逆にじわじわ感じるものがありました。 素敵な映画です。 登場する役者さんも演技が自然です。 家族写真を撮りにきたおばあさんが後日撮り直しに 来るシーンは哀愁とかわいらしさがありました。 主人公ジョンウォン(ハン・ソッキュ)とこころをかよ..... [続きを読む]

受信: 2005年5月15日 (日) 05時00分

» ミニ吠え・10/11 [ドラマ囲炉裏の会]
<8月のクリスマス> 噂に違わず、すばらしい映画だった。 台詞が極端に少なく、淡々とした日々の生活と会話が、 抑制の効いた演出で、淡々と表現されていく。 それなのに、見る側がこみ上げるように涙が出てくるのはすごい。 主演のハン・ソッキュ氏、恥ずかしながら、私は彼を初めて見たんだが、 すばらしい演技をするなぁ〜 ビョンホンのようなリアリティーを積み上げて 計算しつくすタイプの演技とまたちょっと違って、 どちらかと言えば、先日見た「變臉」の朱旭さんのような、 その存在から滲んでくるような自然体の演技。... [続きを読む]

受信: 2005年10月12日 (水) 18時40分

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