復活 全24話
「復活」をみた。実際見たのは3月の最終週。
ほとんど事前知識なく見始めた。
事前に知っていたのは”復活パニック”という意味のわからない言葉と、オム・テウンが一人二役をするというコトだけ。
とりあえず観た1話にして登場人物の多さとその相関関係に?がいっぱい浮かんでしまい、HPの相関図をじっくりみてから再トライ。
確かに登場人物が多いのはみていてストーリーを難解にさせていたけれど、それらの登場人物が回を重ねる毎に1本の線で結びついていく、無駄のない展開で話が進められていく。なかなかの緻密さに脱帽した。
本国で放送されていた時は「私の名前はキム・サムスン」の裏で視聴率はなかなか取れなかったらしい。今放送されている「魔王」も裏の「ありがとうございます」「魔女ユヒ」に圧倒的に負けているらしい。もしかしてオム・テウン視聴率の取れない男なの?それともテーマが韓国人向けではないのかな?
いやはや、このドラマ24話をとおして書くのは非常に難しい。着目したいところも掘り下げて書きたいところもいっぱいありすぎて全てをあげたらずらずら~と長くなってしまいそうだし、かといってかいつまんでしまってもなんだか消化不良になりそうだし…どうしたらいいんだろう!?
DVDを貸してくださったピックさんに感謝です。
【TB先】
ドラマ囲炉裏の会:復活 21~ラスト
お気に召すままに:『復活』複雑な人間模様でした・・・
diary(徒然なるままに):復活視聴完了!
もうすぐ2回目を観るつもりだから今回はオム・テウンの一人二役に焦点を当ててみようと思う。
兄:ソ・ハウン(ユ・ガンヒョク)
弟:ユ・シンヒョク
当初登場するソ・ハウンは幼い頃の記憶はなくとも幸せに暮らしていたけれど、ある事件をきっかけに家族がいることがわかった。弟シンヒョクとは双子で、二人が再会して二人で復讐していくのかと思っていたら…再会したその日に弟のシンヒョクがハウンと間違えられて殺害されてしまった。兄ハウン(ガンヒョク)は弟に成り代わって復讐をしていくという話なんだけれど、弟のことを全然知らないのに成り代わることが出来るのか!?
もちろん周囲には不思議がられるけれど、それでも兄を受け入れていく人たち。
生前の弟シンヒョクは兄を死に追いやった罪悪感で冷たいロボットのような仕事人間だった。
だからといって、特に秘書!かなり早い段階から怪しんでいたけれど、疑惑が確信に変わった瞬間ににガンヒョクの味方じゃぁ、あまりにもシンヒョクがかわいそうではないか。
ガンジュ…シンヒョクの求婚をただ単に政略結婚としかみず、ハウン扮するシンヒョクに恋愛感情をもって…ハウンはシンヒョクの本心を知っているだけに冷たく突き放すこともできず…あまりにもシンヒョクがかわいそうじゃないか。
ハウンを応援しつつも、なにしろシンヒョクがかわいそうでかわいそうで…孤独なシンヒョク、哀れだった。
なにしろこのドラマの登場人物では誰一人幸せな人はいなかった。それぞれの抱える問題が犯罪に手を染め不幸せになり、被害を受けた人もまた不幸せ…メビウスの輪に迷い込んだ人たちのドラマ。
最後はハウンが亡くなってしまったのではないかと驚いたけれど…旅に出たんだね。あの振り返った姿がまた切なかった。
その後ハウンはどんな姿で『復活』するのだろうか!?
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コメント
ゆきさん、こんにちは~!
TBありがとうございました~☆
そうですね~、シンヒョクは確かにかわいそうな人生だったと思いますね。ガンヒョクへの罪悪感で誰にも心を開けず強がって見せてはいるものの常に人生に引け目を感じて過ごしていたわけですから・・・
もっと早くハウンに出会えていたらシンヒョクの人生も変わっていたんだろうと思います。
そしてシンヒョクの死がきっかけで過去の犯罪が暴かれていくわけですから皮肉なものですよね。
私的にはアン秘書はシンヒョクへの信頼があったからこそ入れ替わったと気づいた後でも見守り続けてくれたんだと理解したいですね。でも、シンヒョクよりハウンであるガンヒョクに強い信頼を感じてしまうところなどはちょっとシンヒョクが憐れかも・・・
でも見ごたえのあるいいドラマでした。
脇役陣もそれぞれよくって、個人的にはヒスを演じたイ・ドンギュが注目度が高いかな(笑)
投稿: キャサリン | 2007年4月16日 (月) 10時48分
キャサリンさん、コメントありがとうございます。
アン秘書についてはなるほど!と思わされる見解ですね。今2度目みているのでその目線でもチェックしてみます。
あたしは脇役では探偵さんかなぁ。
あの力の抜けた存在に悟りの域を感じ、癒されましたよ。
投稿: ゆき | 2007年4月17日 (火) 23時16分