鹿男あをによし/万城目学
第137回直木賞候補作の鹿男あをによしを読んだ。
今ちょうどドラマをやっている。確か次回が七話。
あたしがこの本を読み始めたのは、ドラマが五話をやる直前から六話をやる前までだった。もちろん観ているドラマだったので、はじめはどれだけ忠実にドラマ化されているか認識しながら、ドラマを超えて(大和杯とったあと)からはまるでジェットコースターのような展開に思わず心を躍らせてしまった。
どれだけ忠実なドラマ化かというと、なかなか忠実だと思う。
でも、原作では藤原は男性バトミントン部の顧問。あとセリフを言うひとが違ったり…展開の仕方をちょいと変えてみたり…
【リンク】
2007.07.10 第137回直木賞、芥川賞候補作発表!
2008.02.28 第五回本屋大賞ノミネート作
20080212-9
まず藤原を女性にしたのは長岡先生と小川先生とのちょっとした三角関係を演出したかったわけで、また藤原が鹿男の話を聞くって展開も有り得ない。だって原作では誰にもしゃべれないんだもの、これらのことは視聴者がチャンネルを変えないための演出だったんだろうけれど…
そもそも修理に出したサンカク(剣道部の大和杯のプレート)を奪いに行くのはあまりにも先生をさげすむし、鼠の使い番が誰かのヒントになる言葉(あたしが疑ったポイント)を他の人に言わせてしまうなんて…
愚の骨頂。
しかしあまりにも突飛な設定と展開。
ドラマで免疫をつけておかなかったら途中で投げ出していたかもしれないと思うと、なかなかドラマも捨てがたいと思ってしまった。
原作の話をすると、
鹿に印をつけられて鏡に映る自分の顔が鹿にみえるようになってしまった小川先生。
そして実は鹿の使い番も鹿に印をつけられて…
フイルムのカメラには自分の姿は人間に写り、デジタルで撮った場合は鹿にうつる…で、大和杯の全体写真で鼠の使い番、狐の使い番がわかったんだけれど…
そもそも全員印をつけられたってコトなの???
その証拠に最後の新幹線の場面で、プリクラの写真の鹿がみるみる人間にかわるっていう展開はちょっと話の辻褄が合わないのではないかと思ってしまった。
次回はドラマは七話。
さてさて、堀田のヒミツはいつどのように明らかになるのか、HPの予告を読むとどうやら原作どおりにコトは進まない様子。また失望させられなければいいんだけれどね。
ちなみに数日前に本屋大賞のページをみたら第五回のノミネート作が決まっていて本書も入っていた。
さてさてこちらの大賞の行方も気になってきてしまったよ。
ドラマ『鹿男あをによし』
玉木宏/小川孝信
綾瀬はるか/藤原道子
多部未華子/堀田イト
柴本幸/長岡美栄
篠井英介/溝口昭夫
キムラ緑子/前村さおり
酒井敏也/名取良一
鷲尾真知子/福原房江
田山涼成/大津守
佐々木蔵之介/福原重久
児玉清/小治田史明
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