切羽へ/井上荒野
ある島で暮らす女性の物語。
この島ってどこかな?
かなりの孤島な気がするけれど…
一度は島を出て、東京で暮らしていたけれど、結婚を機に戻ったセイ。
彼女には画家の夫がいて仲むつまじく過ごしていたけれど…
そこに赴任してきた石和のことが気になって仕方がないんだよね。
でも「そんなの、ありえない」という気持ちで踏みとどまっているんだけれど、
チラチラと石和のことが気になっているのが冒頭から手に取るようにわかるし、同僚たち(特に月江)の存在がセイを踏みとどまらせている気がする。
そして、アクセントのように登場する老女しずかさん。
彼女の孤独とか老いを目の当たりにすることでセイ自身の気持ちとかが変わっていったんだろうなぁ。
淡々と、さくさくと読みすすめることのできる文章だったけれど、あたしはあんまりこういう設定というか展開は好きではないなぁ。
あえて否定はしないけれど、→つまり好みではないわけ。
20081014-8
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