2017年6月27日 (火)

暗幕のゲルニカ/原田マハ

ピカソって、ナチスのころを生きてたんだ!
スペインってそういう歴史だったんだ!
などなど、衝撃が多かった。

わたしが世界史に疎いだけ、なんだろうけどね。

芸術は、飾りではない
敵に立ち向かうための武器なのだ

という、パブロ・ピカソの言葉。
彼はその通りにゲルニカの空爆を非難した。

このことが芸術のなんたるかを知らしめてる。
1937~1945年
2001~2003年
これらの時代を行きた人たちがゲルニカが、巧みに描かれていた。

2017R-21(20170613-5)

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2017年6月12日 (月)

さよなら妖精/米澤穂信

この本では主要人物ではあるけど、語り部ではない太刀洗万智が印象的だった『真実の10メートル手前』から追いかけてきた読書だった。次は『王とサーカス』みたい。
と、備忘録した、ところで…

妖精というからには儚い登場人物がいるんだろうな、と読み始めると、ユーゴスラビアから来たマーヤに、出会う。
マーヤどんどん日本を吸収していって、でも未成年にして政治家になるという彼女の信念はやはり日本人には難しいと、おもう。

だから、コアの部分ぶれない娘だった。
彼女の後日談も最後にあるけど、

彼女と出会った君たちはどんな大人になるのかな!?
すでにみてしまった太刀洗以外の行く末、気になる。
そして太刀洗はすでにキャラが確立してた。
もう、あの価値観の源、そうなる過程見たかったのに!



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2017年5月30日 (火)

あのこは貴族/山内マリコ

第1章 東京(とりわけその中心の、とある階層)
第2章 外部(ある地方都市と女子の運命)
第3章 邂逅(女子同士の義理、結婚、連鎖)
終章 一年後
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
これを読むと、日本は階級社会なんだって実感させられる。
確かに今の政治家、大企業経営者などはだいたい明治政府を作った人たちの子孫だし…
彼らのせいであの戦争が起きたといって過言ではないのに、その後財閥解体、戦後の過渡期などなど経ているとはいっても
当時はそれなりの志もあったんだろうけど、
今はねぇ、自分たちが特権階級だと間違えていませんか?
と言いたくなる。

彼らの交友関係は限定的。
内部生とか、外部生とか。
女が女を区別しているとか
なんか名言多かったなぁ。

華子は自分という人を認識する、居酒屋でのエピソード…
なんか気持ちわかるわー。
大阪人に対する感想も、
店に対する感想も…。

最初のタクシーと最後のタクシー。
華子と美紀別々の人間が乗っているんだけど、運転手同じだよね。
セリフ一緒のところあるもん。

わたしは地方出身ってわけではないけれど、東京出身ではないし、単なる庶民だし、
そういうところは自覚しないとだね。

山内マリコさんのは「東京23話」に続き2作目。
彼女、富山出身、大阪の大学出て、京都でライターして、25で上京したんだって、
東京住んで10年だというが、まだまだ東京の複雑さは理解されていない様子。
これからが楽しみだなぁ。



邂逅(かいこう)…おもいがけずばったり出会うこと
読み方も意味もわからず漢和辞典で調べちゃった。

2017R-19(20170524-8)

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2017年5月29日 (月)

鹿の王 下ー還って行く者/上橋菜穂子

下巻はどんどん話しが動く、登場人物も更に増え。忘れた頃にこの人か!?
とか頭を回転させるのが大変だった。
そうじゃなくてもお勉強で頭疲れてるのに…

結局権力のための陰謀か…
そんなことに病を使うなんて!というホッサルの言葉、ホントその通りだろう!
自分の信念に従うヴァンもいいねえ。

結局、消えた彼らは、どこぞの地でしがらみ無く暮らすことができたのかなぁ…!?

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2017年5月24日 (水)

鹿の王 上ー生き残った者/上橋菜穂子

本当は試験あるし、仕事関係で読まなければいけない本もあるし、今回これはスルーしたいところ。しかも彼女の作品はファンタジーで登場人物も多いからどうしようかと悩んだけど、気合いで読むことにした。

場面はヴァンという家族を亡くし部族のために戦い捕虜として肉体労働させられている男のパートとホッサルという医術者とその従者マコウカンのパートが交互に交互に…

そして上巻の最後でそろそろつながるか!?
ってところで終わった。

疫病が発生、これが故意なのか!?
必ず生き残れない部族と生き残る者のいる部族との間に何があるのか!?
侵略した者、土地を追われたもの様々な思いとか…
複雑に絡み合う。

読んでいて飽きないけれど、厚みもあるし、時間かかる…
ふう。

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2017年5月23日 (火)

これからの「できる課長」の条件/坂尾晃司

今の時代に必要なリーダーとは?
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
ベリタス・コンサルティング(株)の代表取締役が書いた本。
肩書きまで載せてることの意味ってどこにあるんだろう!?

これ、職場の意識高い系男子がネガティブオプション的に貸してくれたんだけど、わたし以外の係長格も課長格にもいろいろ貸してるひと。
周りの係長格は「書いてあること出来てない。身につかなきゃ読んだ意味ないよ。」って言ってた。
まぁ、確かに内弁慶の弟格的振る舞いをする男子なので…正直苦笑ものなんだけど、稀に本の受け売り的な概念の話しが飛び込んできて、その唐突さに驚く。

で、この本の感想はというと、だいたい研修とかで習ったことばかりかなぁ。
彼はこれから習う管理職研修や評価者研修でやることが多いのでわたしじゃ無くて彼が読んだことは今後のためになったと思う。

わたしが共感したのは、課長のストレス解消編。確かに上司や部下から受けるストレスってある。
わたしの今の悩みは出来ない部下のスキルとやる気をどう伸ばすかなので、正直偏差値30代の大学でた人を、健常者とは思えず…
実は今日、その彼が休みだったので、行動を観察する必要も、指導する必要も無くて楽だったし、仕事が捗った。
わたしの上司へ今日の日中彼は資格試験の勉強するらしいですよ(夕方からは用事あるらしいので)と伝えると「時間の無駄」だって、いつもは本人に頑張れとか進捗どう?とか声かけてるけど、やっぱりこれが本音か!?

まあ、人と関わり、時間に追われる限り、ストレスはつきもの。上手く付き合っていこう。

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2017年5月18日 (木)

氷の轍/桜木紫乃

ドラマ化されたような、でもそれは観てないんだけど、「ホテルローヤル」で直木賞をとった著者のこの本を読んだ。

初夏の釧路の海で発見された老人の死体。
札幌に住むこの男性がきっかけとなって、
釧路、札幌、青森へと捜査の目が移っていく。
自分と容疑者の生い立ちを重ねたり、
過去の人生、血縁関係に話しが及んだり…
そんな中で、ふとこの人もしかして姉!?
と思える瞬間があって(やたらと親身でながく寄り添ってるしね)
そこならとうとうたどり着く容疑者。
気持ちはわかるけど、なぜ名乗り出ず見守り続けた!?
と解せぬこともあって、なんだかんだといっても悲しい結末に終わった。

殺す側には「明かしたくない」という事情があり、殺される側にはかつての後悔とこうあるべきという強い信念があった。
ただそれだけなのに…



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2017年5月10日 (水)

贖罪の奏鳴曲/中山千里

〈参考文献〉『少年A矯正2500日全記録』草薙厚子著

悪徳弁護士!?
かと思えば金にならない国選を引き受ける。
とはいえ、ただの国選では無く、世間を騒がせている事件。
売名行為か?
などなど、思うところは多々有った。

弁護士ならではの警察との駆け引きは楽しめる。
そして弁護士会での関わり方や弁護士会内の政治的な動きとか、かなり詳しく取材しているようで驚いた。

次第に彼がなぜ弁護士を目指したのか、少年時代の犯罪、少年院での出会いや別れ、いろいろな背景が出てきて…

正直、かなり楽しめた。
この著者のミステリーは好きです。

因みにWikipediaで調べると、本作が代表作となってる。
え、そう!?
別のソースで映像化されるという話も聞いた。
WOWOWだったかなぁ!?
契約してないから観られないか…
でも、どんな仕上がりになるのが楽しみだなぁ。




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2017年5月 5日 (金)

フランス人が何気なくやっているシンプル・シックな36の法則/ティシュ・ジェット

藤沢ゆき・訳

part1・毎日をていねいに迎える
part2・体の内側も外側も磨き上げる
part3・美味しく食べて、楽しく運動
part4・見られることで女は美しくなる

ちょうどーこれ読んでいて、かかりつけの皮膚科を…みたいなところでふむふむしていた1か月近く前、顔かかぶれて大変だった。
今でも様子見ながら化粧品追加してて、アレグラとか飲み続けてるし…
何しろ、自分のスタイルを確立しろ的な本だった。
なんとか頑張ってみるよ。



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2017年4月23日 (日)

なぜ会社は変われないのか/柴田昌治

危機突破の風土改革派ドラマ

最初にある、組織及び各部署の責任者の名前があり、年表形式でことの整理がなされ、しかし頭に入れるのが大変。
ここで挫折してしまう人も多いので、このハードルを下げる工夫が必要だよ。

そして、組織改革のはなし。
ここまで人の意識を変えられるものか…
しかし前提条件が必要とも言えるだろう!
帰属意識が低い社員、または定期雇用の人間を動かすのは並大抵のことでは無いよ。

今、わたしは職場で社員の意識改革のリーダー的存在。
当然、この本で出て来たようなことを実践する必要があるんだけれど、
温度差があるわけよ。
特に、派遣、臨時、準のあたりの社員たち。
定期雇用から、非定期雇用に変更はできるけれど、それでもまだ正社員になるにはまだまだキャリアが必要と、そこまでの過程を経てまで頑張りたいひとは少数派で、まぁ簡単に社員になれちゃったら腐ってもメガバンク系列、新卒入社の高いハードルを超えて来た人たちとのギャップは拭いきれない。

果たして、どうしたものかねぇ。

この本にヒントがあるのか…



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